サンドマット後の砂は非常に小さくなります。これを再利用しており、建築資材などに使用されています。
Q&A
サンドマット
なんと言っても物理的な加工のため溶剤を使用しない「ケミカルフリー」であることが挙げられます。また、シンプルな加工技術のためコストメリットがあります。他のマット品と比べ表面の反射率を抑える機能を付加することができ技術です。
ラベル用途は、サンドマット面に印刷インキの密着が上がるように易接着コートしたり、金属調に見せるため蒸着や印刷を施します。
転写・成形用途では、サンドマット面に離剥剤をコートし、被転写面に意匠付与をします。
ご要望の機能性、デザイン(意匠)によってご提案できるタイプが変わります。その都度ご要求に適したサンプルを提示いたします。
ラベル粘着セパレーター、機能性樹脂の製膜工程紙、電子材料製造工程紙、転写箔、トレースシート、衣装のカッティングシートなどに使用されています。また、デザイン用途としてラベル等にも使用されております。
サンドマットの加工には大量の珪砂を使用する為、水洗工程でフィルム表面に付着した砂や異物をきれいに洗い落すために豊富な水が必要です。洗浄水は不純物が多いと品質に影響するため、異物のない綺麗な水を使用しています。
サンドマットの方がケミカルマット(その他マット)に比べて、表面凹凸形状が細かく、ケミカルマットは凸の表面形状に対し、サンドマットは凹の表面形状になるのが特徴です。
公園の砂場や海岸の砂など、どんな砂でも良いわけではありません。産地の限定、砂の粒子の大きさを十分に管理した質の高い珪砂を使用しております。
ヘアライン
PMMAやPCなど、成膜時に延伸していない基材は裂けやすい特性があります。この問題を解決するには加工基材に裏貼りを行うことでヘアライン加工が可能となます。その他基材でのご質問等があればお気軽にお問い合わせください。
ヘアラインは金属調を演出する加飾用途だけでなく、機能性用途としても使用されています。ヘアライン加工をすることによりブロッキング防止や、密着向上、さらには映像を投射した際に視野が広がる等の機能が得られます。
ヘアライン面に蒸着を施し金属調に見せ印刷、裏面に粘着加工してラベルにします。
ヘアラインの模様を樹脂に転写させるインモールド加飾成型(三次元一体加飾)など、自動車の内装やあらゆる家電製品などの意匠用途にも使用されます。
当社のヘアラインは研磨剤の種類で線の細さや深さを調整し、研磨剤とフィルムとの接触時間で長さを調整しています。
使い分けはユーザー様の希望によって変わりますので、その都度要求に応じるサンプルを提示いたします。
見本(ターゲット)サンプル等がある場合、可能な限り見本に近づけるヘアライン加工が可能です。弊社のヘアラインカタログをご参照ください。
プラスチックのヘアラインは、SUSヘアラインの代替として銘板(金属調ラベル)に使用されたことが発端と言われています。
SUS製銘板では重量があり貼付の際もビスなどを使用しますが、フィルムの場合は軽量化、蒸着や印刷後、裏面に粘着剤を塗布することで簡単に色々な場所に貼付することができます。
最近ではフィルムにヘアライン加工を施し、ヘアライン柄をプラスチックに転写する意匠性用途が増えています。
スリット
クリーンルームと呼ばれる埃などの微細なゴミの少ないきれいな場所で加工しています。
クリーン度(清浄度)は規格により様々な表現方法がありますが、一般的には1フィート立法あたりに0.5μ以上の粉塵が何個あるかで表現することが多いようです。
弊社ではクラス100~クラス6,000程度のクリーンルーム内で加工をしています。と言ってもピンと来ないかもしれませんが、例えば交通量も多い大都市街中ではクラス5,000,000程度、一般的な事務所でクラス1,000,000程度、病院の手術室でもクラス50,000程度と言われていますので、いかにきれいな環境で作業しているかおわかりいただけますでしょうか。
幅や巻径など物理的なスペックは機械のスペックでほぼ決まります。しかし、単純に材料を切って巻取るといった工程ですが、より良い品質を得るためにはさまざまな材料の特性に応じた適切な設定が必要です。
材料が硬いの軟らかいの?剛性は?ゴムのように伸びやすいの?ヤング率は?引張強度は?表面はつるつるしているの?摩擦係数は?・・・・・。如何に適切な刃物を選定し、いかに適正なテンション条件や加工速度条件を設定しそれを安定的に維持管理するかが重要です。そのためには長年の経験と理論の考察と検証、各種条件の数値化と記録などトータル的な管理がモノを言います。
品質は機械のスペックだけで決まりません。
面状検査
フイルムに付着してしまった異物や汚れ、意図せず材料に混入してしまったコンタミ、表面のキズやスジ、シワなどなど、設定条件次第では無限の可能性があります。
「何が見つかるの?」というよりは、お客様の「●●を見つけたい」というご要望に対し、カメラの検出条件をターゲットとなるモノにあわせ、それらを検出できるようになります。
そのまま巻き上げることも、検出した欠点をオペレーターが肉眼で確認できる位置まで自動で巻き戻し、更にはその欠点を取り除いたり、目印を付けるなどの対処が可能です。
検出した欠点は、画像情報として記録・保存されます。ご要望に応じてこれらの情報に加え、欠点全てをマップ化したものもご提供が可能です。
製品関連
商品により、無償サンプルをご用意しております。差支えない範囲で具体的なご用途などをお教えください。
製造は神奈川県の西部にある開成町で、小田急線開成駅から徒歩5分とアクセスの良い場所にあります。工場のすぐ東側には酒匂川が流れているため水が豊富で、西側には富士山を眺めることが出来る、とても自然豊かなところです。
B5サイズのシートから試作は可能です。
実際の加工はロールtoロールのため、シートでの試作後にロール試作を繰り返し実施していきます。
インモールド加飾成型などの意匠用途ですと、加飾フィルムに熱がかかり変形するので再利用はできません。
【マット&ヘアライン】
マットは16~350μ、ヘアラインは12~300μmです。プラスチック製フィルムであれば概ね種類やメーカーに因らず加工します。裂けやすい・割れやすいフィルムの場合は離面側に保護フィルムが積層(ラミネート)されていれば加工は可能です。
基材の厚み・種類によっては加工条件が限定される場合がありますので、お問い合わせください。
【スリット&面状検査】
PET、PEN、TAC、PMMAO、COP、PI、OPP、EVA、PE、IO、PVCなど、各種樹脂フイルムの実績がございます。
その他の材料についてもご相談ください。A4程度のサンプルをいただければ、材料の剛性、ヤング率、引張強度、摩擦係数などより、適切なスリットの加工条件、ハンドリング条件を算出し対応いたします。
その他
開成工業にはいませんが、関連会社のパナック工業には「パナ君」というアライグマのマスコットがいます。

この場をお借りして、簡単にパナ君の自己紹介をさせて頂きます。
性別:男の子
誕生日:秘密
出身地:狩川上流域
性格:元気いっぱいのしっかり者
お仕事:パナック工業の安全を守る事と会社のPR
休日の過ごし方:富士山を眺めながら箱根温泉に入ってリラックス
どうぞ、よろしくお願いします。
